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自不量力。

昨日、おサルんは初めて、同時通訳の授業に参加してきました!

授業は朝9時〜12時、午後13時〜16時までで、
1日合計6時間。
場所は、北京外国語大学の同時通訳教室です。


「通訳になってみたいなあ…」と思い立ってから満12年がたち、
実際に北京に来て勉強したり仕事をするようになってからは10年目にあたる今年、
ようやくようやく初めて座った念願の「同時通訳ブース」♪


かっ、かっ…



カッコイイ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!



いやあの、自分がじゃなくて、まずブースがカッコイイッ!
いや、もっと正直に言えば、
そこに座ってマイクのスイッチをオンにしちゃったりして、
ヘッドホンを着けたりしちゃってる自分もカッコよく思えてくる!!!

初めての練習ということで、
おサルんの同時通訳の結果はボロンボロンでしたが、
もうおサルんは、そこに座っただけでスーパーご満悦でした♪♪♪
(↑果てしなく、もうどこまでも果てしなく単純なサルである。)


と、恥ずかしげもなく心の興奮をアウトプットさせていただきましたが、
でも冷静になったいま、思い返してみれば、
通訳した中身は全然カッコよくなんかなかったのであります。

いきなり出された課題は、中国語の演説で、
“第二回北東アジア投資貿易博覧会での吴儀副総理による基調講演”でした。

「大体こんな内容のことをしゃべりまーす」と言いながら先生は、
“演説原稿(案)”なるものをおサルんたちに渡します。
「ざっと読んでからブースに入ってくださーい」と言いながら先生は、
ご自分も席についてヘッドホンを装着。
おサルんたちは原稿案をざっと読み、
…ってったってけっこう量があるので時間がかかるのですが、
急かされるように、各自ブースに入っていきます。
(同時通訳ブースは全部で8室。1人1室です。)

そしておサルんもブースに入り、ヘッドホンを装着、
マイクのスイッチをオンにすると、
もうとたんにヘッドホンからは、
吴儀副総理を紹介する主催者の声(録音)が流れてきて、
「はーい、もう始まりまーす。同時通訳してくださーい」と先生の声。
スパ、スパルタすぎるよ先生…(汗)。


おサルんたち生徒は、
通訳のことなんかちっとも考えずに情け容赦なくしゃべる副総理の声を追いかけ追いかけ、
汗を拭き拭き、慣れない通訳を続けます。

しゃべっている内容は、大筋では原稿に沿っていましたが、
削除された部分や追加された部分がかなり多く、
副総理が自分の言葉でお話している、という感じでした。
そうするともう、原稿案なんか逆にジャマなので、
おサルんはそれを「え〜い、もうエエわ!」とかなぐり捨て、
もっぱら録音を聞きながら、自分で通訳していきました。

でも、でも、実に難しい。もんのすごく難しかった。
全然通訳できなかったの感じ。

全部でたった12分強の演説でしたが、
ひととおり終わった後、おサルんはブースの上に、
そのままつっぷしてしまいたくなりました。

ブースから出て、教室の自分の席に戻ると先生は、
「皆さん、いかがでしたか?
 事前に原稿を渡されていても、
 それとは全然違うスピーチをしちゃう人はたくさんいます。
 それでも通訳者は動じずに、驚きの表情も一切出さずに、
 粛々と通訳し続けなければならないのです。
 これからいろんなパターンの同時通訳練習をしますので、
 皆さんしっかりついて来て下さいね。」
とおっしゃいました。



ヒエ〜…。



同時通訳は精神的ストレスが極めて強く、
やるたびに寿命が縮まる思いがする、というようなことを、
現在すでに同時通訳をやっている友人から聞いたことがあります。



い、いいのか、そんな道に進んじゃって自分…。
(↑早すぎるだろ、おじけづくのが。)

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